Skip to content

Xpe2ndReadingAtEsm2

Koichi ITO edited this page Jul 23, 2015 · 8 revisions

エクストリームプログラミング読書会@ESM#2

  • 日時: 2015年7月22日(水) 14:00-15:00
  • 場所: 永和システムマネジメント 和じゃスペース
  • 参加者: @kakutani, @fkino, @chibamem, @koic, @kunitoo, @gissan, @aikyo02, @tkm-kj, @muryoimpl, @thkymtks, @emattsan, @t-saito, @hrysd, @mtsmfm, @hidenba, @hibariya, @yucato24hours, @onionSoup, @nsgc, @mhirata, @hiranabe, @ursm

『4章 価値』〜『5章 原則』の改善 (Improvement) の流れで進めました。

4章 価値

  • カナでシンプリシティとした意図について、名詞にしたかったのでは?
  • 本章中に記されている「最初から正しくやればいいじゃん」という質問への回答がいい模範解答になっていて、実践として使っていけそう
  • 標準化されたソフトウェア開発プロセスだと、そのときのチームによって最適解が違うといったのは NG になりそう
  • XPが出る前は、汎用的な柔軟な設計が良い設計と言われていた時代があったけれど、いま必要なものだけを作るという YAGNI 的な考えになっていった (メタからベタへ)
  • この章は造園の話から始まっている。大事なのは造園なんですよ、モノづくりなんですよ。
  • 造園家にとっての価値は『良い庭を作る』。時の移ろいとともに土地の力を活用すること。造園家が言われてどう思うかは分からないが。
  • 抽象的な価値になかなか腑に落ちない。これは具体的なプラクティスに対する「てんけん」という位置づけのものだからそうなのかも。あとXPE2ndはXPE1stに比べて抽象度が上がっているため、読み取りづらいという点があるのかも。
  • 価値、原則、プラクティスという体系化が他にあるか調べたら、『The Skilled Facilitator』という書籍がそうなっていた。もしかしたら他にもこういった体系としているものがあるかもしれない。
  • 組織、チーム、自分を合わせると無駄がなくて良い。それぞれの振る舞いと価値観が噛み合っていないと大変なので、合わせましょう。

5章 原則

  • 価値と原則の違い、線引きについてよく分からなくなることがある。
  • XPE1stに記されている原則は「なんかできそう感」ある
  • 第1版の原則 http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/bliki/?PrinciplesOfXP
  • 「アジャイル開発」において、めんどくさいという気持ち、事柄は大事にした方がいい。めんどくさいというものをなくして行きたい (自動化) 。
  • 親密なのは気分はいいが仕事は仕事であるのくだりで、誰とどこまで話すかといった逸話は、Facebook の共有範囲みたい。
  • 誰かがお金を払わなければならない。だから少しずつでも動かして行かなければならない。
  • JUnit は SUnit が元になっている。C3 プロジェクトが Smalltalk で実装していた流れがありそう。
  • リファクタリングは Kent Beck と Ward Cunningham が行っているものを元に Martin Fowler が記した。
  • ドキュメントは未来の誰かのためのもの。 (そのためにいまの開発速度を落とさないといけないのであれば) "いま" 誰の利益になるかを示せないとモチベーションが落ちるのかも。
  • ドキュメントを書かないために、動くテストを書く、読みやすくするためリファクタリングする、メタファーですよ。。。と考えられるけど必要なドキュメントは書くと良いですね。
  • 誰のためのものか分からない例は "大量" の "内部" ドキュメント (Write only document) 。必要なドキュメントは必要。
  • 25pの図、どれが湾なのか分からない。
  • 自己相似性の例は outer loop (受け入れテスト) と inner loop (単体テスト) 。ホワイトボード写真参照。
  • 形容詞の perfect と他動詞の perfect は発音が違う

ホワイトボード写真

values and principles feedback loop

次回

2015年8月5日(水) 14:00-15:00 に開催予定。『5章 原則』の多様性 (Divercity) から再開する。

Clone this wiki locally